茫洋

日記

檸檬

京都に暮らしているとしょっちゅう京都の街が嫌になって、嗚呼下宿のドアを開けたらそこが真冬の札駅前になってたりしないかなとか思ったりするのだが、京都を離れたら離れたで青臭い御所の匂いだとか学生の多い交差点だとか高い建物がない空だとか、僕の思う"京都的"なものがない光景になんだか頭がくらくらして、喫茶店に逃げ込んでくるりを聴きながら自分の難儀さに苦笑しちゃったりする。